● 年末のあいさつ回り
日本のビジネスシーンには、古くからの習慣が根強く残っている部分が見受けられます。年末のご挨拶もその一つです。挨拶まわりをする、粗品を持参する、休暇のご案状を出すなど、会社によって様々です。
「お得意様へのあいさつ」は、お取引先へのイメージアップのチャンスともいえます。周りに差をつけるよう、気の利くあいさつ回りをしましょう!
お得意様への挨拶は直接訪問するようにしましょう。アポイントをとった上で訪問するのが望ましいですが、それが難しい場合には会社の受付まで訪問し、担当者と言葉を交わす程度のあいさつをすることもあります。
お得意様との関係やスケジュールを考慮してどのような形式の挨拶にするか判断しましょう。
お得意様との関係や挨拶相手の役職によっては、お歳暮のような手土産を持参する場合があります。
あいさつの内容は「今年一年お仕事をご一緒させていただき、誠にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします」といったことを仕事の内容を含めながらお話できればいいでしょう。
そのあいさつまわりで手土産を持っていく際にビジネスマンとして必ず知っておきたいマナーで気をつけるべき点や一般的なマナーをあげてみましょう。
1.手土産を渡すタイミング。
先方が椅子にお座りになる前、あるいはお座りになった直後に差し上げます。このときは手提げ袋から出して差し上げましょう。
2.手土産の種類。
賞味期限が短い食品は手土産に適しません。ある程度の日持ちがするものを選びましょう。また、社員の方々に分ける場合なども考えられるので、個別包装してあるものの方が良いようです。
3.訪問時間は、昼以降からがベター。
訪問の時間帯も重要ですよね。午前中〜お昼の食事時は避けるのがベターです。
4.年末は一年の中で最も忙しい時期、長居しないよう配慮する。
こちらも忙しい時は、お客様側も忙しい時期です。あまり長居をしないように気を付けましょう。
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